平成29年より明細書の作成手順が変更になりました。
平成29年の医療費還付申告から医療費控除の明細書の提出が必要になり、その代わり領収書の提出が不要になります。これで少しは申告が楽になるかも?
先日書いた通りいよいよ確定申告の提出締め切りが迫ってきましたので、準備をしていきます。
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医療費控除の還付申告に必要な書類を準備しましょう。
確定申告の季節ですね。
平成28年分の確定申告は3月15日(水)まで申告が必要です。
会社員でも確定申告...
医療費控除の還付申告をする前にまずは1年間に支払った医療費の領収書をすべて集めます。
- 病院・歯医者などで支払った医療費
- 病院へ行くための交通費
- 歯科・眼科等で払った保険外治療費(インプラントやレーシックなど)
- 薬局で支払った医薬品(風邪薬や水虫薬など)
- 介護サービス施設に支払った費用
上記のようなものが該当します。交通費はバス代等は領収書は不要です。
医療費集計フォームの作成
すべての領収書が揃ったら、国税庁のHPの確定申告書作成コーナーから医療費集計フォームをダウンロードします。
医療費集計フォームはExcelで開きます。
入力項目は
支払い年月日、支払った医療費・交通費、補てんされる金額、医療を受けた人、続き柄、治療内容・医薬品名、病院などの所在地、病院などの名称です。
支払った医療費・交通費は合計で入力しますので、領収書の支払額に交通費を足した金額を入力します。
補てんされる金額は保険等の受給を受けた場合は入力します。何もなければ空欄のままでいいです。
家族分まとめて申告できますので、医療を受けた人の欄はその領収書の氏名、続き柄は還付申告する人との続き柄を入力します。
入力した合計額は自動で計算されます。
正しく入力できたら保存をしておきます。
医療費還付申告の提出書類
- 医療費の明細書(上で作成した医療費集計フォームを確定申告作成で取り込むと自動で作成されます)
- 給与所得の源泉徴収票
- 医療費の領収書等
- 本人確認書類の写し(マイナンバーカードや運転免許証+マイナンバー通知カード)
これらを確定申告書類とともに提出します。
次のページで作成の手順を書いていますのでご参照ください。とても長いです。。