平成28年分の確定申告医療費控除の全手順

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いよいよ3月になりましたので、確定申告の締め切りが迫ってきました。

前頁の準備編からの続きです。

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医療費還付申告書の作成

今年は医療費控除のみですが、確定申告をしますので、全手順を書いてみたいと思います。

まずは国税庁のHPの確定申告書作成コーナーを開きます。

最初から始める場合は作成開始を選びます。

印刷して提出するので、書面提出を選びます。

パソコンの推奨環境とプリンタの接続、利用規約への同意を求められますので、「下記のチェック項目については、すべて確認済みです」にチェックを入れて次へのボタンを押します。

確定申告書の種類を選びます。

今回の場合は所得税の確定申告ですので、所得税コーナーを選びます。

申告する所得の種類を選びます。

サラリーマンの方で、給与のみしか収入がない場合は左の「給与・年金の方」を選びます。

確認画面が開いて、事前に準備が必要な書類のリストが出てきます。

内容を確認したら、次へボタンを押します。

1の確定申告書の提出方法は下の確定申告書を印刷して税務署へ提出を選びます。

2は生年月日を入力します。

入力したら次へを押します。

所得の種類を選択します。

今回は給与だけなので、一番上の給与のみを選択します。

選択したら入力終了(次へ)を押します。

給与の支払者の数を選びます。1か所のみからしかもらっていない場合は上にチェックします。掛け持ちなどで2か所以上から給与を貰っている場合は下を選びます。

支払者の数を選ぶと下の年末調整の状況についてを選べます。

年末調整をしている場合は上の年末調整済みであるにチェックを入れます。

選んだら入力終了(次へ)を押します。

適用を受ける控除を選びます。

今回は医療費控除にチェックを入れて入力終了(次へ)を押します。

給与所得の入力

右の1、2、3について手持ちの源泉徴収票の通りに入力します。

  1. 支払金額は総支給額→税金や保険を引かれる前の給与額
  2. 所得控除額の合計額は 基礎控除額、給与から控除された健康保険、年金等、年末調整時に申告した個人で払っている保険や共済の額の合計
  3. 源泉徴収税額→毎月引かれている所得税の合計から年末調整時に還ってきたまたは徴収された金額を足し引きした金額(実際に払った所得税の年額)

この画面でも素直に源泉徴収票のとおりに入力します。

なにも入力することがない場合は源泉徴収票の4から6の欄すべてに記載がないにチェックをします。

支払者を入力しまうす。これも源泉徴収票の通りにいれればいいです。

すべて全角で入力します。数字の全角入力はF9を押すと確実です。

入力終了(次へ)ボタンを押すと確認画面が出るので間違いがなければ次へを押します。

給与の金額が表示されます。

念のため源泉徴収票と照らし合わせて、収入金額に給与の総支給額、所得金額に給与職控除の金額が入っていればOKです。

医療費控除の欄の入力するのボタンを押します。

医療費の入力方法の選択の画面で医療費集計フォームに入力したデータを読み込むにチェックをして入力終了(次へ)を押します。

ファイルの選択画面で準備編で保存した医療費集計フォームのファイルを選んで医療費集計フォーム読み込みボタンを押します。

確認画面が出ますので、金額があっていれば次へを押します。

次の画面で医療費の内容が医療機関ごとに集計されて出てきますのであっていれば、入力終了(次へ)ボタンを押します。

医療費控除の入力内容及び計算結果確認が出ます。確認して次へ

先ほど計算された控除額が表示されるので、確認して入力終了(次へ)ボタンを押します。

ここでとうとう還付される金額が表示されます!

確認して次へ

住民税の徴収方法の選択を選べますが、これは任意ですので、そのままでもいいです。

会社に確定申告をしていることを知られたくない場合なんかは自分で納付するを選びます。

扶養親族の欄は必須ですので、どちらかを選びます。

次の画面では氏名、性別、電話番号、世帯主の氏名、続柄を入力して入力終了(次へ)ボタンを押します。

納税地は住所に最初からチェックが入っています。とくになければそのままでいいです。

郵便番号を選ぶと市町村が表示されます。丁目番地等は番地の数字も含めて全額で入力します。

提出先税務署は郵便番号を入れると自動で入りますので、そのままでいいです。

提出年月日はここで入れてもいいですが、あとから手書きで書いても問題ないです。

28年1月1日の住所を選択して入力終了(次へ)ボタンを押します。

再度還付金額が表示されます。この額が振り込まれますので、受け取り方法を選びます

次の画面で銀行名、支店名、口座番号等を入力します。

指定の口座は還付申告をする本人名義の口座に限ります。

今年から新たにマイナンバーの入力が必要になりました。

マイナンバーカードか通知カードを参照して入力したら、入力終了(次へ)ボタンを押します。

これでやっと終了です。帳票表示・印刷ボタンを押すとPDFファイルが開くのでそれを印刷します。

入力データの保存もできますので、保存しておくことお勧めします。

まとめ

画面で説明するとすごく長いですが、準備がきちんと出きれていれば作業自体は10分もあれば終わりますよ。

あとは税務署へ郵便で送るか税務署へもっていけばOKです。税務署の住所も確定申告書類と一緒にプリントアウトされるので、それを張り付ければいいだけになっています。

領収書の控えが欲しい場合は返信用の封筒を入れておけば、収受日付印を押したものを返送してくれます。

締め切りまであと少しですので、忘れず申告しましょうね。

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