今朝の地震。怖かったです。
通勤で最寄り駅に歩いている途中になんか音がなりだしたと思ったら、足元が猛烈に揺れて立っていられなくなりました。
周りの塀や建物の様子を確認しながらしゃがんで揺れが治まるのを待つので精一杯。
とりあえず駅に向かったもののもちろん電車は全線運休で、復旧のめどが立たない状態なので、会社に連絡だけして1時間くらいは駅で待ったものの復旧には相当な時間がかかるとのことだったので、会社に再度連絡して今日は自宅で待機することにしました。
家に帰ってライフラインを確認
家に帰ってみると、棚の上のものがいろいろ落ちたり、壊れていたりしたものの大きな被害は無いようでした。
電気、水道に問題ないことを確認して、次にガスをつけてみたところ、点かない….
でも大阪ガスのサイトを確認してもうちのあたりはガスは止まってないはず....
とりあえず怖いのでガスの元栓を締めておきました。
しかし、もっとじっくりサイトを確認すると書いてありました!
マイコンメーターが大きな揺れなどを感知して、安全のためガスを遮断している場合があります。その場合は以下の手順で復帰操作をしてください。
ガスが止まった時の自分での復旧方法
そうなんです。ガス設備は地震などが起きると自動でガスを遮断するらしいのです。
以下は大阪ガスの復帰手順のページです。
手順は以下の通り。
- まずはすべてのガス機器を止めてガス臭くないか確認。ガス臭い場合は危険なので、窓等を開けた後、ガス会社に連絡のうえ屋外に避難!
- ガス臭くなかった場合はマイコンメーターの赤いランプを確認!ランプが点滅している場合は自分で復旧作業ができます。
マイコンメーターはマンションなら屋外のメーターボックスにだいたいは入っているはずです。

- すべてのガス機器のガス栓がしまっていることを確認。ただし、ガスメーターのガス栓はしめない!(普通はガスメーターのガス栓は開いているはずなので、そのままでOK)
- 復帰ボタンのキャップを左にまわして開ける(ねじ式のキャップなので手で簡単に開きます)
- 復帰ボタンを奥までしっかり押して、ランプが点灯し、その後再度ランプが点滅になる
- ガスを使わず3分待って、点滅がとまったらガス機器が使えます。
この手順で無事ガスが使えるようになりました。
ちなみにこの手順は上の写真にもある通りマイコンメーターにも説明書が付いてました。親切だわ。
上の手順でどこかおかしい点があれば必ずガス会社に連絡してください。
また、これはガスの供給が止まっていないにも関わらずガスが出ないときの復旧方法なので、自宅のエリアのガスの供給状況を確認してから試してみてください。
ガス機器は危険なので勝手な判断は危険です。
備えあれば憂いなし。非常持ち出し袋があるとちょっと安心
いやー、ガスが止まっていると思ったときは食事はなんとか電気でいけるけども、お風呂どうしようと思いました。
それにガスは本格的に止まると復旧までに結構時間がかかるので、かなりあせりました。
緊急キットの出番かと思いましたよ。(下は先日たまたま会社でもらった緊急キットです)

今回は必要なかったけれど、やっぱりもっと本格的な非常持ち出し袋も用意せねばなぁと思っているところです。
こういうちょっとカッコいい非常持ち出し袋なら置いててもいいかなぁと真剣に検討中です。
まとめ
阪神大震災も経験している身としては、それに比べるとやはり揺れは少なかった印象。
とはいえ、建物被害や、家の中の破損などが少なかったのはいろいろと震災後に実施された対策の効果もあったのではないかと思います。
過去の教訓はいかさないとね。
そして最後に、被害者の方々のご冥福をお祈りしています。