まだまだ収束の見えない新型コロナウィルス。現在在宅勤務中のためあまり外出はしませんが、週1回くらいは出社してまして、その際は電車に乗るのでマスクをしています。
私は喘息の持病があるもので、マスクはある程度持っていましたが、現在使い捨てのマスクは、ほぼ店頭に並ばない状態なので、このままだとさすがに手持ち分もいずれなくなってしまいそうです。
電車などに乗らないといけないときはともかく、近所に買い物程度の時に貴重なマスクを使うのももったいないので、布製のマスクを作ることにしました。
手作りエコマスクキット
とりあえず手芸店で手作りマスクキットを見つけました。
内容はカット済みのダブルガーゼ生地3枚とマスクゴムと作り方の説明書です。
マスク用のゴムはこんな感じのゴムというよりはひものような感じの手触りのゴムです。
完成品がこちら。普通のガーゼマスクです。生地をたたんで縫うだけなので、10分とかからずにできます。簡単です。
ただ、普段の使い捨てマスクと比べるとフィット感が良く無いのでちょっと鼻のあたりが圧迫されます。とはいえ、見た目が昔ながらのマスクらしい感じなので、手作りを付けてます!という感じでは無く外出時に人目を引きにくそうです。
マスクゴムの代用品
調子にのって立体型のマスクも作ろうと思ったのですが、マスクゴムが売っていなかったので、代わりにいろいろ試してみました。
上から細めの平ゴム(パジャマ用)・伸縮性のある生地・丸ゴム(帽子用)です。
どれもあまり違和感なく使えますが、一番付け心地が良いのが真ん中の伸縮性のある生地でした。こちらは手芸店でマスクゴムの代用品として売っていた生地を使用していますが、ヒートテックとかエアリズムとかの下着の生地なんかも良いんじゃないかと思います。
ゴムを使う場合は短すぎると耳が痛くなりますが、自分の顔に合わせて調整すれば大丈夫です。
立体タイプとプリーツタイプの布製マスク
手持ちのダブルガーゼの生地がかわいらしい柄ものだったので、裏(口の当たる側)をガーゼ、表は無地のコットンリネン(綿麻)でつくりました。
立体タイプは普通のガーゼマスクよりかなり作成に手間がかかりましたが、慣れればミシンがあれば10分くらいでできそう。プリーツタイプはプリーツを作るのにアイロンをかけたり、端ミシンをかけたりと手数が多いのでちょっと時間が掛ります。やっぱり立体タイプの方が簡単で良いかなぁ?
マスクの鼻ワイヤーの代用品
ところでプリーツタイプを作るときには鼻のところに針金的なものを入れたいところですが、セットアップテープとかテクノロートとかいうそれ用の材料はこちらもあまり見つからない。(というか売ってても他に使い道があまり無いので要らないかな?)
代わりにラッピングタイを使いました。
長さもちょうどいいし100円で売ってるし。ちょっと本物より感触が柔らかいですが自分用ならこれで十分でした。
まとめ
喘息に加えアレルギー体質でちょいちょい、くしゃみをするので人前ではできるだけマスクがしたい。ということで普段使い用として手作りマスクもこれからは使っていこうと思います。
今のところ手芸店ではダブルガーゼは売ってますし、作り方のレシピの配布や、作成の実演などもしているので、手芸初心者でもなんとかなります。ネットにも作り方のサイトや動画がたくさんアップされているので、手芸が苦手でもゆっくり作ればきっと大丈夫。特に平面タイプのものはとても簡単に作れるのでまずはここからチャレンジがおすすめです。