ドコモが電話をあまり使わない人向けに新プラン「シンプルプラン」を発表

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ドコモが2017年5月24日より新料金プランの「シンプルプラン」の受付を開始すると発表しました。

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ドコモのシェアパックで使える基本料金

いままでドコモで家族間で容量を分け合えるシェアパックを使うにはカケホーダイプランしか基本料金がありませんでした。

  • カケホーダイ:2700円 国内通話が24時間無料
  • カケホーダイライト:1700円 5分以内の通話が無料 5分以降は20円/30秒

これだと通話をあまり使わない人には無駄です。

私も今やほとんど通話を使わないので、SIMフリースマホとガラケーで2台持ち(通信費削減には格安SIM)にしていますが、ガラケーはほぼ出番なしです。(スマホとガラケーの2台持ちを便利に使う

ドコモ新料金プラン「シンプルプラン」の特徴

今回新たに発表されたシンプルプランは

  • 月額:980円
  • 国内通話料:20円/30秒
  • グループ内の家族間通話無料

シンプルプラン(スマホ)を契約する場合は、セットでパケットパック(シェアパック)の契約が必要です。

通話をほとんど使わない人には基本料金が安いプランが使い勝手が良いです。家族間通話無料もうれしいですね。

シンプルプランは2017年5月24日受付開始予定です。カケホーダイプランやカケホーダイライトプランからの変更の場合は、2017年6月1日適用開始となります。

2017年12月20日追記

これまでシンプルプランは家族向けのシェアパックでのみ利用可能でしたが、2017年12月27日から「ウルトラデータLパック(20GB)」、「ウルトラデータLLパック(30GB)」でも利用できるようになります。

  • ウルトラデータLパック 月額 6,000円
  • ウルトラデータLLパック 月額 8,000円

モデルケースとして、シンプルプランでドコモ使用15年以上、ドコモwith使用の場合20GBが4,980円で使えるようになると紹介されています。

  • シンプルプラン 980円
  • SPモード 300円
  • ウルトラデータLパック 6,000円
  • ずっとドコモ割り -800円
  • ドコモwith -1500円
  • 合計 4,980円

OCNの20GB音声プランが4,850円/月なので、一見MVNO並みの値段には見えますが、ずっとドコモ割りとドコモwithの割引が無いと7,280円ですので、条件が合えば結構安いですがやっぱり高いですね。

  はじめてスマホ割とシンプルプランはどちらがお得?

2017年年5月31日申し込みまでのはじめてスマホ割と比べてみました。

はじめてスマホ割を使うと以下のようになります。

カケホーダイライト 1700円

はじめてスマホ割 -850円

割引適用後月額基本料金 850円

となるので、今のところはじめてスマホ割が使える人はこちらのほうが安いです。

しかも5分以内の通話料は無料ですから、シンプルプランを選ぶメリットが無いです。

最大24か月間割引になるので、2年後に再度検討してシンプルプランなり他のプランを選べば良いです。

2017年5月24日追記

6月からの新割引サービス「シニアはじめてスマホ割」が発表されました。

2017年6月1日(木曜)~2017年10月10日(火曜)の期間で60歳以上の方のFOMAからの機種変更または他社からの乗り換えの場合適用になります。

対象プラン名称 割引額 割引期間
カケホーダイプラン(スマホ/タブ) 月額1,520円 初回適用月から最大2年間
カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ) 月額1,520円
シンプルプラン(スマホ) 月額980円

5月までのプランと違って今回はシンプルプランも割引の対象になるので、シンプルプランでシニア初めてスマホ割を使うと2年間基本料金が無料になります。

シェアパック子回線(データパック分は親回線の人が全部払っている場合)ではSPモード使用(300円)とシェアオプション月額(500円)の合計800円で最大24か月はスマホが持てるのでシニアの方でほとんど家族としか電話しない人はシンプルプランがとってもお得です。

 シンプルプラン適用での月の支払額は?

基本料金(シンプルプラン)980円

SPモード使用料 300円

パケットパックシェアオプション 500円

月額料金 1780

上記が最低料金です。(すべて税抜き)

上記にはパケットパックは含みませんので別途必要です。

パケットパック名称
(利用可能データ量)
月額定額料 ずっとドコモ割(15年以上)
ウルトラシェアパック100(100GB) 25,000円 -2,500円
ウルトラシェアパック50(50GB) 16,000円 -1,800円
ウルトラシェアパック30(30GB) 13,500円 -1,200円
シェアパック15(標準)(15GB) 12,500円 -1,200円
シェアパック10(小容量)(10GB) 9,500円 -1,000円
シェアパック5(小容量)(5GB) 6,500円 -800円

家族の誰かがパケットパックに入っていて、パケットを分け合ってくれるなら安く使えますね。

 端末込みの月額使用料

端末込みの価格でもシミュレートしてみました。(すべて税抜きの金額)

iPhone7 32GBの場合

基本料金:シンプルプラン 980円

データ通信料:シェアオプション 500円

SPモード:300円

機種代金:3175円(24回払い)

月々サポート:-2150円

月額合計 2805円

となりました。

下取りや家族まとめて割を使えば機種代金はもう少し安くなります。

ただし、このシミュレーションは上と同じようにデータ通信料をシェアオプション分しか入れてないので、別途パケットパック料金が必要です。

端末代込みでこれくらいの料金で最新スマホが持てるならわざわざ2台持ちとかDSDSとか考えなくても良いなぁとも思う。

ドコモスマホならおサイフケータイも使えるし。

家族が実はパケットパックを余らせているらしいと聞いているので、グループに入れてもらえるか聞いてみたところ

グループに入れてよ

あなたはいっぱい使いそうだからヤダ!

と断られてしまいました。
そんな私に朗報です。

2017年秋より家族のデータシェアがより便利になります

2017年秋から、一人一人のデータ使用上限の設定ができるようになる予定です。

どのくらい使うか分からないからシェアするのが不安ということが無くなります。

これで家族に交渉できるかも。

さらに、分割請求を今よりも自由に設定できるようになります。

現在はグループ内でパケットパックの料金を均等割りしかできなかったものが、パック料金を均等割りするメンバーと、シェアパックオプションのみ支払うメンバーを設定できます。

そろそろ親のガラケーをスマホに変えようと検討しているのですが、料金がガラケーとあまり変わらず使えるので、スマホに変えるハードルがだいぶ下がります。

まとめ

キャリアの料金も人によっては結構安く使えるようになってきましたが、もちろんすべて2年縛り前提の料金です。そしてやっぱりMVNOよりだいぶ高いです。

自由に新しいスマホを買い替えたくなるタイプはやはりMVNOの方が気が楽かも。

SIMフリースマホってそれぞれ個性があって選ぶ楽しみがあります。

スマホでガラケーとの2台持ちをスマホ1台にするために、3万円台までの DSDS(デュアルシムデュアルスタンバイ)対応のSIMフリースマホのおすすめを紹介します。

それと、私自身はいろいろと自分で試行錯誤しないといけないsimフリースマホを楽しんでいるので、もうキャリアのスマホでは物足りない気持ちになってきました。

それにしても「シンプルプラン」って聞いてすぐにSPECが浮かびました。このネーミングはダメじゃないだろうか。。。

Link 格安SIMの2台持ちからドコモのスマホに乗り換えました

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