テレビドラマは結構好きなので、毎シーズン2~3本は見てます。
今シーズンのドラマは全部ちゃんと見たのは「嘘の戦争」と「スーパーサラリーマン左江内氏」。朝ドラは時計代わりに見ているけど今のはぜんっぜん面白くない。たぶん朝ドラ史上最高に面白くない。モデルになったブランドの商品が嫌いになるほどなので、このブランドが気の毒でしょうがない。
話題の「カルテット」はきっとキャストからして好きだと思っていたのに、なんか見逃してしまった。
もう一つの話題のドラマ「奪い愛、冬」は途中から見たら、内容というより水野美紀と三浦翔平のサイコな演技が良かった。
こんな感じで見てますが、今までに見た中で忘れられない、もう一度見たいドラマがいくつかあります。
どれも放送中はずーっと見ていたくて、終わらなければいいのにって思ってました。
重版出来!
出演者 | 黒木華 オダギリジョー 坂口健太郎 安田顕 小日向文世 永山絢斗 |
原作 | 松田奈緒子 |
脚本 | 野木亜紀子 |
放送期間 | 2016年4月12日 – 6月14日(10回) |
制作局 | TBS |
元オリンピック候補の柔道選手がけがで選手生命を絶たれ、出版業界に就職して持ち前の元気と前向きマインドで編集者として成長していく物語です。
原作の松田奈緒子さんのデビュー作「レタスバーガープリーズ.OK,OK!」が大好きだったので、重版出来!のドラマが始まるとのことで、マンガのほうを読んでみたら見事にはまりました。
最初、主人公の役が黒木華さんと聞いて、イメージと違うなぁと思いましたが、実際に見てみると可愛い!!そして、彼女だと体育会ノリになりすぎずにかえっていい感じだったと思います。ぜひ続編も制作してほしいドラマです。
最後から二番目の恋
出演者 | 小泉今日子 中井貴一 坂口憲二 内田有紀 飯島直子 |
脚本 | 岡田惠和 |
放送期間 | 2012年1月12日 – 3月22日(11回) |
制作局 | フジテレビ |
鎌倉を舞台とした45歳独身女性と50歳独身男性が繰り広げる恋愛青春コメディです。2014年には「続・最後から二番目の恋」も放送されました。
すごいドラマな展開があるわけではないのですが、ずーっと観ていたくなるドラマでした。中井貴一さんの出演作は外れなく面白いので、ついつい毎回見てしまいます。きっときちんと仕事を選んでいるんだろうなぁ。
とにかく意地っ張りで強がりな主人公(小泉今日子さん)がかわいらしいです。
それと、中井貴一さんの弟(坂口憲二さん)が難病で1年に1回病院で精密検査を受けているため、将来のことは考えられないので、女性のための天使として生きているという設定なのですが、同じような境遇で何年も通院している身内がいるため、将来が考えにくい不安さなどが本当に伝わってきて、年齢や境遇もありとても身近に感じられるドラマでした。
結婚できない男
出演者 | 阿部寛 夏川結衣 国仲涼子 塚本高史 SHEILA |
脚本 | 尾崎将也 |
演出 | 三宅喜重(関西テレビ) 小松隆志・植田尚(MMJ) |
放送期間 | 2006年7月4日〜9月19日(12回) |
制作局 | 関西テレビ |
「俺は結婚できないんじゃない。結婚しないんだ!!」と言う、主人公は仕事の評価も高く、ルックスも良い、が、独善的で偏屈で皮肉屋。だから当然女性とはうまくいかない。そんな彼が今までとは全く違うタイプの女性と出会って、結婚できるのか?という話でした。
なんといっても阿部寛さんの演じる主人公が笑えるほど変な人で、そりゃ、最初は見た目とキャリアで寄ってきた人もみんな逃げるよなぁと納得できます。
特に、毎回一人ご飯のシーンがあるのですが、もちろんどこでもおひとり様で、最終的にはビアガーデンにも一人で行ってました。私も一人飯は好きですが、さすがにビアガーデンだけは無理です。
このドラマの放送中は本当に独身だった阿部寛さんがその後わりとすぐに結婚したのはこのドラマのイメージでずっと結婚できない男と呼ばれるのが嫌だったんじゃないかと思われます。
勇者ヨシヒコと魔王の城
出演者 | 山田孝之 木南晴夏 ムロツヨシ 岡本あずさ 佐藤二朗 宅麻伸 |
監督 | 福田雄一 |
脚本 | 福田雄一 |
放送期間 | 2011年7月8日 – 9月23日 |
制作局 | テレビ東京 |
お人好しの主人公ヨシヒコが勇者に選ばれて仲間とともに魔王に立ち向かう物語です。「予算の少ない冒険活劇」です。
ドラクエV天空の花嫁の勇者と見た目がそっくりです。基本ドラクエ風ですが、すべてしょぼいのがたまりません。モンスターはだいたい張りぼてです。
なんといっても仏のコーナーが見所です。監督からの指示ではセリフは適宜噛むとなっているそうです。
シリーズ化された他のシーズンも同じく面白いです。
福田雄一監督作品は当たり外れが多いですが、これは文句なしのあたりです。現在放送中のスーパーサラリーマン左江内氏もあたりです。これも佐藤二朗さんのコーナーが最高です。
問題のあるレストラン
出演者 | 真木よう子 東出昌大 二階堂ふみ 高畑充希 松岡茉優 臼田あさ美 YOU 安田顕 |
脚本 | 坂元裕二 |
放送期間 | 2015年1月15日 – 3月19日(10回) |
制作局 | フジテレビ |
the男社会の会社で理不尽な目に遭った主人公が、他の問題を抱えた女性たちとゲイによるビストロレストランを開店し、元の会社と勝負していく話です。
初回の内容が、女性社員が裸で土下座をさせられたり、怒った主人公が上司にバケツで水をぶっかけて退職するなど、ハードでさすがに現実味がなさすぎる展開だったので、ちょっとどうかなぁと思っていたのが途中から見事に裏切られました。
ドラマなので大げさなところはあるけれども、男の思う女のあり方と女の思う女のあり方のギャップがよく描かれていました。そうそう、そうなのよ!そうじゃないのよ!と共感しきりです。
特に高畑充希さんが最初男に媚びるいやな女と思っていたら、実は。。で結局仲間に入るのですが、彼女も含め若い3人(二階堂ふみさん 高畑充希さん 松岡茉優さん)がかわいらしくて、大好きになってしまいました。
安田顕さんのゲイ役も美しかったです。
出演者 | 上野樹里 玉木宏 竹中直人 栄太 水川あさみ |
脚本 | 衛藤凛 |
原作 | 二ノ宮知子 |
放送期間 | 2006年10月16日 – 12月25日(11回) |
制作局 | フジテレビ系列 |
大ヒットして、クラシックブームまで起こした、音大生コメディです。
amazonのおすすめ商品であまりにすすめられるので原作マンガを買ったところまんまとはまりました。amazonおそるべし。その実写化と聞いて、あんな強烈なキャラクターの実写は無理では?と思いましたが、パーフェクトなのだめと千秋だったので何の違和感もなく見られました。というか、実際に音楽が聞こえる分漫画原作を超える面白さでした。
映画版も見ましたがこちらも面白かった、玉木宏さんの指揮がテレビドラマの時よりどんどんうまくなるのもまた見所ですね。
JIN-仁
出演者 | 大沢たかお 綾瀬はるか 中谷美紀 内野聖陽 小出恵介 |
脚本 | 森下佳子 |
原作 | 村上もとか |
放送期間 | 2009年10月11日 – 12月20日(第1期)全11話 2011年4月17日 – 6月26日(完結編)全11話 |
制作局 | TBS |
現代の医師が幕末にタイムスリップして現代の医療で人を助けようを奮闘しながらも、歴史の改変に悩み、出会った歴史上の人物(坂本龍馬など)と強くかかわりを持っていく物語。
大好きな医療もの+時代劇で面白くないわけがない。キャストも全員素晴らしかった。特に内野聖陽さんの坂本龍馬は過去のどのドラマの竜馬より魅力的で、実際もこんな人だったのではないかと思わされました。
タイムスリップ物は昔から大好き「バックトゥザフューチャー」も「ある日どこかで」最近では「信長協奏曲」も面白かった。
泣くな、はらちゃん
出演者 | 長瀬智也 麻生久美子 丸山隆平 賀来賢人 薬師丸ひろ子 |
脚本 | 岡田惠和 |
放送期間 | 2013年1月19日 – 3月23日(10回) |
制作局 | 日本テレビ |
マンガを描くことを趣味としてる主人公(麻生久美子さん)の描いた漫画のキャラクターはらちゃんがノートから飛び出してきて騒動を起こすラブコメディーです。
このお話は長瀬智也さんのあてがきのオリジナル脚本らしく、彼のキャラクターそのままに誰からも愛される無邪気なはらちゃんがほんとうに大好きです。
マンガのキャラクターと人間はずっと一緒に居続けることができるのか?はらはらしながら見てました。
レンタのCMで麻生久美子さんの頭を本でポンっとするシーンではらちゃんが出てこないかとついつい思ってしまいます。
また、スピンオフでもいいから放送してくれないかしら。
僕の生きる道
出演者 | 草彅剛 矢田亜希子 大杉漣 小日向文世 谷原章介 綾瀬はるか 浅野和之 |
脚本 | 橋部敦子 |
放送期間 | 2003年1月7日 – 3月18日(11回) |
制作局 | 関西テレビ 共同テレビ |
普段から健康に注意しまじめに生きてきた主人公が、不治の病で余命わずかと診断され、いったんは自暴自棄になるものの生き方を見直し、仕事、恋愛に正面から立ち向かっていきます。
黒澤明監督の「いきる」と同じようなコンセプトの話ですが、若い未婚の男性だけにより悲しみが増します。自分の思うように生き好きだった女性とも結婚できた彼が死にたくないと泣くシーンは思い出すだけで泣きそうになります。
草彅剛さんの命を削るほどの演技が説得力になりました。このドラマでは主人公の病気について最初にちらっと言っただけで、その後具体的な病名はほぼ出てきません。同じような病気にかかっている人への配慮も感じられて、そこもまた素晴らしいと思います。現在放送している医療ドラマではまた脳腫瘍の患者の話ですが、ドラマってどうして毎回脳腫瘍なんだろう、そしてなんで毎回助からないんだろう。家族に脳腫瘍から完治している者がいるので、たまには助かる話も作ってほしいといつも思います。
このドラマでは1点だけ残念に思っていたことがあって、独身の若い息子を亡くし母の姿がほとんど描かれていませんでした。好きな女性と結婚して少しでも過ごしたい気持ちもわかりますが、たった一人の母親の悲しみはどうなったのかがずっと疑問でした。
放送終了後に、『SMAP×SMAP特別編 僕とあなたの生きる道〜one day』という、主人公・中村秀雄が亡くなってからのある1日を描いたものが放映されたのですが、その中で主人公が母に会いに行くシーンが放映されこれをもって完結したように思います。
SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~
出演者 | 戸田恵梨香 加瀬亮 神木隆之介 福田沙紀 城田優 竜雷太 |
監督 | 堤幸彦他 |
脚本 | 西荻弓絵 |
放送期間 | 2010年10月8日 – 12月17日(10回) |
制作局 | TBS |
捜査一課が手に負えない特殊な事件を捜査するために警視庁公安部が設立した未詳事件特別対策係、通称“未詳(ミショウ)”に配属されたIQ201の天才であり、変人の当麻紗綾と、警視庁特殊部隊 (SIT) 出身で叩き上げの瀬文焚流の2人の捜査官が、常人にはない特殊能力(SPEC)を持った犯人と対決する姿を描く。
最初このドラマは見ていなかったのですが、友達が見ていて、どうしても自分が見られない回の分を録画してほしいと頼まれたのきっかけではまりました。
伏線に次ぐ伏線、謎が謎を呼びますが、全体的にふざけているところがたまりません。小ネタも満載なので、DVDでも買って何度も見直そうかと思っています。
その後スペシャルドラマや映画を持って完結しましたので、もうミショウの皆さんを見られないのが本当に残念です。映画の漸の篇の野々村係長に号泣させられました。
まとめ
とりあえず2000年代の大好きなドラマをまとめてみました。
わりとジャンルに偏りがあるような気がしますね。
普通の恋愛ものが一つもない。。あ!最後から二番目の恋は恋愛ものですね!
それとテレビ朝日系のドラマが無いのも気になる。なんか忘れているような?
また思い出したらまとめてみようと思います。
最近面白くないといわれがちなテレビドラマですが、良作もたくさんあります。
オンタイムで見られなくてもティーバーなんかで見逃し配信があるので昔より見やすくなりましたので、これかもどんどん見ていきます。ドラマをみて泣いたり笑ったりするのも人生の経験の一つになるんじゃないかなぁと思います。