映画3月のライオン前編を観てきました(一部ネタバレがあります)

今日は火曜日で映画館がレディースデイだったので、3月のライオンを観てきました。

キャスト発表で島田開役を佐々木蔵之介さんに決まった時から観に行こうと決めてました。原作を読んでいるときから勝手に佐々木さんでイメージして読んでたので、本当にうれしかったです。

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映画3月のライオンの感想

ちょっと、いや、だいぶ残念でした。

期待しすぎたかも。。

マンガで読むと絵柄のかわいらしさと、細かい笑いの要素がたくさん散りばめられているので、楽に読めるのですが、実写にしてしまうと笑いの要素がなくなってしまいます。そのため、話の本筋を直に味わうことになるので、とても暗いというか、黙々とした話になってしまいました。(本来結構重厚なテーマのお話です)

特に前編は主人公、桐山零の少年時代の話が中心になるので、家族を失った悲しみや、師匠の家族との確執が話の中心になるので、どうしても重い話ばかりになってしまいます。

かといって、きちんとヒューマンドラマとして感動的かと言われれば、そこまででもない。138分がかなり長く感じました。

悪いところばかり書いてしまいましたが、映像はとてもきれいです。マンガに出てくる風景をそのまま再現しています。

キャストの演技も皆さん原作にとても寄せて演じていて、よくキャラが出ていました。佐々木蔵之介さんは本当にそのままです。

意外とはまっていたのは有村架純さんの香子役。気が強くてねちっこい嫌味な話し方をする今までとは違う役どころをうまく演じていました。あと、とってもイメージと合ってたなぁと思ったのが、安井六段役の甲本雅裕さんでした。この方は精神的にもろい役をやらせると本当にはまりますね。二階堂は。。特殊メイクじゃなくできなかったんでしょうか。違和感がありすぎます。聖の青春の松山ケンイチさんにそのまま演じてほしかったくらいです。別に染谷将太さんがそのまま太ってない姿で演じてもよかったのでは?

気になったのは、宗谷名人と島田開の対局のシーンで、手元の盤面を写さずずっと二人の顔のアップで展開するのですが、もちろん私は将棋は詳しくないので盤面を見ても局面はわかりませんが、せっかくのなのでもっと盤面も写してほしかった。ほぼ二人の顔芸状態で緊張感に欠ける演出だと思います。

そして、このシーンの最後の名台詞「君は僕を信頼し過ぎだ」をなぜ言わさない!正直このセリフを楽しみに名人戦の長い対局シーンを見ていたので、すごくがっかりしました。このセリフが無いと宗谷名人はただの嫌な奴に見えるじゃないですか!

その他にも途中音楽に違和感がすごくありました。心の描写を表す音楽が映画全体の淡々としたイメージとあっていなくて浮いていました。

漫画原作の映像化は難しい

やっぱり漫画原作の映画って難しいですね。特に羽海野チカ作品は過去に実写化されたハチミツとクローバーも映画・ドラマともにけっこうひどかった。

彼女の作品はマンガ自体がもともと映像的なので、実写にするとただ実写にしただけだったり、明らかにマンガより映像が劣ることがあるのだと思います。

また、独特のモノローグでキャラクターに語らすので、それを映像にするのが難しいのだと思います。3月のライオンではかなり頑張ってモノローグに頼らず映像で伝えようとしていましたが、だんだん最後のほうは心の声ナレーションが増えてきましたね。特に島田さんの零への語りかけの声はセリフじゃなく伝えてほしかったなぁ。あれじゃ超能力者みたいだもの。

マンガ原作だからと言って、原作そのままにする必要は全然ないので、映画ならではの作品を見せてもらいたいです。原作に沿いすぎると、原作を読んでから映画を見るとただの答え合わせみたいになってしまいます。

去年観たアイアムアヒーローは原作のストーリーを大きく端折って完全なゾンビパニック映画に仕上げていました。賛否両論あると思いますが、あれくらい大胆に変更してド派手なパニックものとして見せてくれれば、映画として意味があったと思います。何を見せたいかを絞って表現してくれないと、映画の短い時間ではすべてが中途半端になってしまいます。

どうもこの監督と相性が悪いのか、るろうに剣心の時も画面もいいしキャラも良いけど何が面白いかわからなかったです。うん。好き嫌いの問題ですね、きっと。

日本映画の前後編公開はやめてほしい

最近の日本映画は前後編で公開される映画が多いですが、無駄な前後編公開はやめてほしいです。きちんと2時間程度で1本にまとめられた映画が見たいです。

もちろん、2本に分けたほうが興行収入も合計で高くなるし、その後のDVDの売り上げが上がることが理由であることもわかりますが、毎回前後編の映画を見に行くと無駄に長くてうんざりします。

もうちょっと観たかった!端折られてる背景の部分を知りたい!っと思って原作を読んだり、観終わったあと友人と語り合うのも映画の醍醐味だと思っているので、おなか一杯中だるみ映画はもうやめてほしいです。

面白かった映画はほぼもれなく前後編でない映画ばかりなので、そろそろ面白そうだなと思っても前後編になっているだけで、駄作だろうと判断していく気が失せるようになってきました。

そろそろ映画業界に考え直してほしいです。お願いします!

後編の感想は以下をどうぞ!

本日は1日 映画の日だったので3月のライオン後編を観てきました。 前編の感想は以下の通りです。 かなり期待外れとの感想で...
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