今日テレビのニュースで小学生向けに公衆電話のかけ方の講習会を開き災害時の伝言ダイヤルの使い方などを教えたと言っていました。
間違って警察にかけてしまう子供が結構いる
家族に教師をしているものがいるので、以前聞いたのですが、学校にたまに警察から110番通報の折り返し電話があるそうなのです。110番通報があった場合、通話がすぐに切れても警察はすぐに折り返し電話をしてくれます。
最初は子供のいたずらかと思ったそうですが、たびたび起こるので注意してみてみると、子供たちが公衆電話の使い方がわからないのがどうやら原因らしいのです。
私たち昭和生まれは当然、受話器を上げて、テレホンカードかお金を入れて「ツー」の音が聞こえてからダイヤルしますが、携帯やスマホ世代はとりあえずダイヤルしてしまうそうです。
そういえば、携帯やスマホは電話番号を入れてから、受話器ボタンを押しますね。というかメモリーから直接かけるので番号の入力すらめったにしないですね。
なので、受話器をあげてすぐにダイヤルしてそれからお金を入れるのか、先に入れておかないといけないのかタイミングを知らない子が結構いるそうです。そもそも「ツー」なんて音が聞こえるかどうかなんて気にしてないです。
それで、間違ったかけ方をして、かからないだけならいいのですが、受話器をあげてお金を入れなくても110番等の緊急電話はかかってしまうので、お金を入れる前にいろいろ触っているうちにたまたま110ボタンを押してしまって警察にかかることがあるんだそうです。
正しい公衆電話のかけ方
- 受話器を上げる
- テレホンカードかお金を入れる
- 受話口から「ツー」と音が聞こえる
- ダイヤルする
110番(警察)119番(消防・救急)118番(海上保安庁)の緊急通話は無料で使えるので、間違って押すとお金を入れていなくてもつながってしまいます。
間違ってかけてしまった場合は、あわてて切ってしまわずに、間違ったことをきちんと伝えてから切りましょう。
ダイヤル式電話はもっとかけ方が難しい?
今ではめったに出くわしませんが、ダイヤル式の電話なんてもっとかけ方がわからないそうです。
ダイヤルの穴に指をいれて押してみる子や、指を入れてまわすところまでは知っていても、最後まできちんと回さないため、間違い電話を掛ける子もいるようです。
あれは、最後の金属にあたってとまるところまできっちりと回さないと番号がわからないんです。
懐かしいですねぇ。ちょっと検索したらすごい値段で売ってました。
今見るとちょっとかわいいかも、でもあれうるさいんですよね。
数年前に会社で後輩が缶切りの使い方がわからないといってたのに衝撃を受けましたが、ほかにも気づいていないだけでとんでもないジェネレーションギャップがあるんでしょうねぇ。